iPadOS上でポインターを移動する
iPad OS 13.1のAssistiveTouch機能によって、マウスをポインターとして使用できます。この機能は、タッチスクリーンの操作が難しいユーザーを支援することを意図されていますが、上級ユーザーにも役立つ場合があります。例:
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外出中でも作業を完了する
MX Anywhere 2S などのロジクール モバイルマウスをロジクール Slim Folio Pro キーボードケースに追加することで、外出先で生産的に作業できるようになります。マウスは、テキスト編集、スプレッドシートでのスクロール、およびアプリ間のナビゲーションに非常に効率的です。
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デスクで複数のデバイスを使って作業する
ロジクールのマルチデバイスキーボードとマウスを使用すると、複数のコンピュータやタブレット上で作業することができます。ボタンを押してデバイス間を切り替えることができます。コンピュータ上でレポートの作成を開始してから、iPad に切り替えて簡単なメッセージを書くことができます。
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iPad からプレゼンテーションを行う
iPad を大画面に接続してプレゼンテーションを行う時は、ロジクール Spotlight プレゼンテーションリモコンを使ってスライドをコントロールし、iPadOS ポインタを動かしてプレゼンテーションの焦点領域を正確にポイントすることができます。(注:Logi Options+アプリはiPadOSにはインストールできません。Spotlight効果およびその他のソフトウェア対応機能はiPadでは利用できません。)
仕組み
ポインターは円のように見え、指のタッチをシミュレートするように設計されています。画面上で指を移動させるように、マウスを使うことができます。クリックは、指で画面をタップするようなものです。
マウスは、Bluetooth、または USB アダプターを使用するワイヤレス USB ドングルを使って接続することができます。[アクセシビリティ] 設定で AssistiveTouch を有効化する必要があります。以下のセットアップの詳細をご覧ください。
どのロジクールマウスに対応していますか?
ほとんどのロジクールブルートゥースマウスのポイント、クリック、右クリックおよびスクロールは、iPadOS 13.1でサポートされています。サポートされるマウスは、MX Master 3、MX Master 2S、MX Anywhere 2S、MX Vertical、MX Ergo、M720 Triathlon マウス、M585、および M350 Pebble マウスです。
注:Logicool Options ソフトウェアおよびソフトウェア関連機能は、iPadOS ではサポートされていません。
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制限
ポインターとAssistiveTouchを有効にするには、複数レベルのiPad設定に移動する必要があります。以下のセットアップ手順を参照してください。 - iPadOS では、AssistiveTouch 機能としてポインタ動作が有効になります。つまり、ポインタの動作は、コンピュータ上でのカーソルの使用ではなく、画面上で指を動かすようなものになります。
- スクロール方向は「自然なスクロール」に固定され、変更できません。スクロールは、一部のアプリケーションでは動作しません。
iPad OSでロジクールマウスをセットアップして使用する
iPadOS が iPad にインストールされていることを確認します。iPadOS は以下のデバイス上にインストールできます。
- すべての iPad Pro
- iPad(第 5 世代と第 6 世代)
- iPad mini(第 5 世代)
- iPad mini 4
- iPad Air(第3世代)
- iPad Air 2
Bluetooth ペアリング
- マウスをオンにして、Bluetooth Easy-Switch ボタンを長押しします。
- Bluetooth LED が高速点滅を開始して、マウスが検出モードであることを示します。
- iPad 上の Bluetooth 設定でペアリングを完了します。
ポインターの有効化
ポインターは、iPadOS 設定内の AssistiveTouch 機能を通して有効にすることができます。ポインターを有効化する方法:
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[設定] > [アクセシビリティ] > [Touch] の順に進みます。
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AssistiveTouch を有効化します。
以下が画面に表示されます:
ポインタ円
マウスが接続されると、ポインタが表示されます。マウスを使ってこのポインターを動かすことができます。クリックすると、これは画面上でタップを実行する指として動作します。
AssistiveTouch ボタン
これは、AssistiveTouch 上位レベルメニューへのショートカットで、ホーム画面に移動することができます。
iPadOS 上でマウスを最大限に活用する
マウスボタンのマッピング
デフォルトで、マウスボタンには以下のアクションが割り当てられています。
マウスボタン | iPad OS上のボタン番号 |
デフォルトアクション |
左クリック | ボタン1 | シングルタップ |
右クリック | ボタン2 | メニューを開く |
スクロールホイールを押す | ボタン 3 | [ホーム] ボタン |
ポインター設定
ポインターのトラッキング速度を変更できます。
ポインターのサイズと色をカスタマイズすることもできます。
マウスボタンをカスタマイズする
さまざまなマウスボタンに関連付けられるアクションをカスタマイズできます。
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[設定] > [アクセシビリティ] > [タッチ] > [デバイス] の順に移動します。
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カスタマイズする、接続済みデバイスを選択します。
追加ボタンをカスタマイズして、Logicool マウスの [戻る] ボタンと [進む] ボタンを使って通知の表示やドックの使用などを実行することもできます。
オンスクリーンキーボードを使用する
ほとんどのマウスには、システムによってキーボードショートカットとして認識される高度なボタンが搭載されています。これによって、マウスが接続されている場合、システムは外付けキーボードも接続されていると認識して、オンスクリーン キーボードが消えます。
外付けキーボードを使用せず、オンスクリーン キーボードを使い続けたい場合、[オンスクリーン キーボードの表示] が有効になっていることを確認します。
よくある質問
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